神様グループ一覧
- イザナギの禊ぎによって生まれた12神
いざなぎのみそぎによってうまれたじゅうにしん
伊邪那岐命が黄泉国から戻り、禊を行った際に生まれた12神(衝立船戸神、道之長乳歯神、時量師神、和豆良比能宇斯能神、道俣神、奥疎神、奥津那芸佐毘古神、奥津甲斐弁羅神、辺疎神、辺津那芸佐毘古神、辺津甲斐弁…
- 九躰皇子
くたいおうじ
高良大社(福岡県久留米市)の主祭神である高良玉垂命の御子神9柱(斯礼賀志命、朝日豊盛命、暮日豊盛命、渕志命、谿上命、那男美命、坂本命、安志奇命、安楽応宝秘命)の総称。阿志岐皇子とも呼ばれた。高良玉垂命…
- アシナヅチ・テナヅチ
あしなづち・てなづち
記紀神話などに登場する夫婦神。古事記では足名椎・手名椎と表記され、日本書紀では脚摩乳・手摩乳と表記される。出雲国(島根県)の肥河の上流に娘の奇稲田姫と住む老夫婦で、高天原《たかあまはら》を追放された素…
- 座摩神
いかすりのかみ
平安京大内裏にまつられた宮中36座のうち、神祇官西院においてまつられた5柱(生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神)の総称。生井神、福井神、綱長井神は井泉の神。波比祇神は家庭の神あるいは竈神。阿…
- 造化の三神
ぞうかのさんじん
古事記において天地開闢の際に高天原《たかあまはら》に現れた天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神の3神の総称。いずれも独神として成りすぐに姿を隠した。独神とはただ一柱ずつ生まれ、配偶神が無かったことを…
- 五柱男子
ごばしらだんし
天照大神と素戔嗚尊の誓約により生まれた5柱(正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊、天穂日命、天津彦根命、活津彦根命、熊野櫲樟日命)の男神。素戔嗚尊が自らの治める国を奪うためにやってきたと疑い、武装して待ち構える姉…
- 五男三女神
ごなんさんにょしん
天照大神と素戔嗚尊の誓約により生まれた男神(正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊、天穂日命、天津彦根命、活津彦根命、熊野櫲樟日命)5柱と、女神(田心姫、湍津姫、市杵嶋姫)3柱をいう。素戔嗚尊が自らの治める国を奪う…
- 十四島
じゅうよんしま
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命が生んだ14の島々。天津神の命を受けた2神は淤能碁呂《おのごろ》島に降り立ち、まず8島(淡道之穂之狭別島、伊予之二名島、隠伎之三子島、筑紫島、伊伎島、津島、佐度島、…
- 三十二人の防衛
さんじゅうににんのふさぎもり
先代旧事本紀に見える天降った饒速日尊に随伴した32柱の神々。天照大神と素戔嗚尊の誓約により生まれた正哉吾勝勝速日天押穂耳尊は、自らに代わり子の饒速日命に瑞穂の国を治めさせるため天降すよう進言する。天照…
- 五伴緒神・五部神
いつとものおのかみ・いつとものおのかみ
天孫・瓊瓊杵尊が天下る際、付き従い高天原《たかあまはら》から降った5神。5部族の長の神を意味し、随伴した天児屋命、太玉命、天鈿女命、石凝姥命、玉屋命は、いずれも朝廷の祭祀に関わった中臣、忌部、猿女、鏡…
- ウワハル・シタハル
うわはる・したはる
先代旧事本紀に見える、饒速日尊が天降る際に随伴した三十二人の防衛の2柱。共に思兼神の子で、ウワハルは天表春命、天上春命と表記され、信乃阿智祝部らの祖とされる。シタハルは天下春命と表記され、武蔵秩父国造…
- 地神五代
ちじんごだい
日本神話における神世七代に続く地上の神5柱、あるいはその世代をいう。天地開闢の初めに現れた神世七代最後の男女神、伊弉諾尊と伊弉冉尊の子である天照大神を始まりとした、天忍穂耳尊、瓊瓊杵尊、火折尊、??草…
- 三十五神
さんじゅうごしん
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命が生んだ35柱の神々。天津神の命を受けた2神は淤能碁呂《おのごろ》島に降り立ち、まず日本の国土となる島々を生む。2神は国を生み終えると続いて様々な神を生み出していく…
- 天之久比奢母智神・国之久比箸母智神
あめのくひざもちのかみ・くにのくひざもちのかみ
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命の神生みの際に生まれた、水戸の神である速秋津日子神と速秋津比売神の子。2神は河と海を持ち別け水に関わりのある8神を生んだ。天之久比奢母智神と国之久比箸母智神は対にな…
- 天之闇戸神・国之闇戸神
あめのくらとのかみ・くにのくらとのかみ
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命の神生みの際、大山津見神と鹿屋野比売神との間に生まれた、山野に関わる8柱の神のうちの2柱。8神は「天」と「国」を神名に冠した対になっており、山と野や、天に接する山頂…
- 天之狭霧神・国之狭霧神
あめのさぎりのかみ・くにのさぎりのかみ
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命の神生みの際、大山津見神と鹿屋野比売神との間に生まれた、山野に関わる8柱の神のうちの2柱。8神は「天」と「国」を神名に冠した対になっており、山と野や、天に接する山頂…
- 大八島国
おおやしまぐに
古事記における日本の異称で日本書紀では大八洲国と表記される。日本神話では、男女の対偶神の結婚による国土の生成に始まる建国の由来が語られている。島の名前は異なるが、記紀共に伊邪那岐命と伊邪那美命が生んだ…
- 別天津神
ことあまつかみ
日神、神産巣日神の3神と、続いて化成した宇摩志阿斯訶備比古遅神、天之常立神の2神の5柱は、天津神の中でも特別な存在である別天津神と呼ばれる。5神はいずれも性別の無い独神として成りすぐに姿を隠した。天之…
- 十七世神
とおあまりななよのかみ
古事記にのみ見られる、大国主神に連なる系譜の神々の総称。八島士奴美神から遠津山岬多良斯神までの神を、古事記では十七世神というと記す。須佐之男命と櫛名田比売との間に生まれた八島士奴美神を第1とすることで…
- 天之水分神・国之水分神
あめのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ
古事記において伊邪那岐命と伊邪那美命の神生みの際に生まれた、水戸の神である速秋津日子神と速秋津比売神の子。2神は河と海を持ち別け水に関わりのある8神を生んだ。天之水分神と国之水分神は対になる神と考えら…