神様グループ一覧
- 欠史八代
けっしはちだい
歴代天皇の中で実在を疑問視される2代から9代までの8代の天皇、あるいはその時代をいう。2代綏靖天皇から9代開化天皇までの記紀の記述には、系譜や后とその子、宮、陵の所在地などが見られるが、伝説、伝承など…
- 竈三柱神
かまどみはしらのかみ
神道における竈の神で、竈の神の奥津日子神、奥津比売命と火の神の火産霊の3神をいう。 古来、毎日火を使う竈は神聖視され竈の神がまつられた。また火から家屋を守るため、火を扱う場所にもまつられた。火によっ…
- 四道将軍
しどうしょうぐん
第10代崇神天皇の時代に、国土を平定するために派遣されたと伝えられる4人の皇族将軍。日本書紀によれば大彦命(第8代孝元天皇の子)を北陸道に、武淳川別(大彦命の子で第8代孝元天皇の孫)を東海道に、吉備津…
- 卜庭の神
うらにわのかみ
延喜式に見える卜占を司る神で、太詔戸命と櫛真知命の2神を指す。宮中で行われる「御体御卜《おおみまのみうら》」においてまつられた。御体御卜は6、12月の1日に2神をまつり、向こう半年の天皇の身体に関して…
- 熊野大神
くまののおおかみ
和歌山県の南部に鎮座する熊野三山にまつられる神々の総称。仏教伝来以降の神仏習合に基づき、熊野本宮大社の家都美御子神は阿弥陀如来を、熊野速玉大社の熊野速玉男神は薬師如来を、熊野那智大社の熊野牟須美神は千…
- 寒川大明神
さむかわだいみょうじん
寒川神社(神奈川県寒川町)で祭神としてまつられている寒川比古命 と寒川比女命2柱の総称。記紀には見えず詳細は不明とされるが、相模国を中心とした関東を開拓した神として上古の人々に信仰されたと考えられてい…
- 諏訪大神
すわだいじん/すわのおおかみ
諏訪大社(長野県諏訪市他)の祭神・建御名方神と、その妃神・八坂刀売神の総称とされ、諏訪大社を総本社とする全国の諏訪神社でまつられている。建御名方神は日本神話の「国譲り」において、高天原《たかあまはら》…
- 阿蘇十二明神
あそじゅうにみょうじん
阿蘇十二明神は阿蘇神社(熊本県阿蘇市)にまつられている12柱の総称。主神の初代神武天皇の孫・健磐龍命とその家族神・阿蘇都比咩命、国龍神、比咩御子神、彦御子神、若比咩神、新彦神、新比咩神、若彦神、彌比咩…
- カグツチから発生した山の神(古事記)
かぐつちからはっせいしたやまのかみ(こじき)
日本神話の神生みにおいて、伊弉諾尊が伊弉冉尊の死の原因となったカグツチを斬り殺し、その体から化生した山の神々。火の神から山の神が生まれたことについて、火山活動の意とする説や、山焼きに関連するとの説など…
- カグツチから発生した山の神(日本書記)
かぐつちからはっせいしたやまのかみ(にほんしょき)
日本神話の神生みにおいて、伊弉諾尊が伊弉冉尊の死の原因となったカグツチを斬り殺し、その体から化生した山の神々。火の神から山の神が生まれたことについて、火山活動の意とする説や、山焼きに関連するとの説など…
- 十社明神
じゅっしゃみょうじん
十社明神は初代神武天皇の兄である三毛入野命と妃・鵜目姫命、その間に生まれた8柱(御子太郎命、二郎命、三郎命、畝見命、照野命、大戸命、霊社命、浅良部命)の総称。十社明神の一、三毛入野命は神武天皇の東征に…
- 八将神
はっしょうじん
陰陽道において方位を司る8神。牛頭天王と頗梨采女との間に生まれた八王子とされ、太歳、大将軍、大陰、歳刑、歳破、歳殺、黄幡、豹尾をいう。8神は各々の方位に位置し、その方角の吉凶を司るとされる。太歳はその…
- 宮中八神
きゅうちゅうはっしん
宮中において天皇を守護する神としてまつられてきた。初代神武天皇の時代に天照大神と高皇産霊尊の詔により、神籬《ひもろぎ》を建ててまつられた神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神、大宮売神、…